お茶を美味しく飲むための道具、茶器についての紹介です。
こちらでは、茶器を詳しく知りたい！という人向けに詳しい茶器の説明をしています。
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中国茶を淹れる際に使用する茶器の材質は主に陶磁器・紫砂と分かれています。
【陶磁器】陶磁器の中でも、白磁器でいれた茶葉は、色を損わずにお茶の色の変化を的確に把握することができるものとして知られています。
【紫砂】紫紺色の特種な澄泥陶があり、これで作った器具を「紫砂茶器」と呼びます。紫砂茶器には変形しにくく、茶葉の色・香り・味がまろやかで美味しくなるといった特徴があります。 【茶壷】日本でいう急須で、茶葉を入れてお湯を注いでお茶を作るのに使用します。
【蓋碗】蓋付きの茶杯です。一般的に蓋碗は緑茶・白茶・黄茶を淹れて飲むのに適しているとされます。
【公杯】淹れたお茶を均一に茶杯に分配するため、苦味を抑える為に茶壷にできたお茶をいれます。
【茶杯】白色の磁器が好まれますが、紫砂の茶杯を使うこともあります。茶杯には様々な大きさのものがあり、烏龍茶等の高濃度のお茶には小型の茶杯を、緑茶や普洱茶等のお茶には大型の茶杯を使用します。
【聞香杯】文字の通り、お茶の香りを聞くための器。陶磁器のものが多くあります。この杯に先にお茶を入れるが、飲むのではなく飲用杯に入れ替え、聞香杯に残った香りを楽しみます。そのため、細長く深い形をしています。